咳喘息の薬飲み比べと、もし海外で咳喘息ってしまったら
現在日本に運良く帰ってきてるんですが1ヶ月前くらいかカナダで咳喘息になって大変でした。そこで今回ちょうど日本にいるので咳喘息薬の飲み比べとカナダで咳喘息になってしまったらどうすればいいのか自分なりの可決作をまとめてみました。
目次
咳喘息とは
咳が風邪の後などに1週間以上続いていて気管支が敏感になって吸い込んだホコリや冷たい息に過剰に反応して咳を起こしてしまう状態のことです(アレルギー咳嗽と言われる少し違う物もあります)。乾いた咳が風邪の後に一週間以上続いてるなら咳喘息かアレルギー咳嗽を疑ったほうがいいです。
咳がひどい時は寝れなかったり日常に支障をきたすほどになる時があるので早期発見して適切な処置を行ってひどくなる前に治すことが大事になると思います。
もしカナダ、海外で咳喘息になったら
もともと自分は風邪の後に咳喘息になると知ってたのですが準備しておらずカナダで咳喘息になってしまいました。病院に行っても眠れないほどひどいのに風邪で終わらせられたり、痛み止めの薬をくれたり結構、散々な時があったのでしっかりと病院で咳喘息になりやすい体質であることを伝えることが大事だと思いました。
咳喘息に必要な薬
基本的に2つ必要な薬があります。
- 吸引ステロイド:炎症の回復のため
- 気管支拡張薬:気管支を広げて咳を止める
カナダの病院で日本で咳喘息の症状が出ていた時この2つの薬を使ってたことを説明すると吸引ステロイドのアドエアと名前は忘れたんですが吸引式の気管支拡張剤を処方してくれました。しかし、この吸引式の気管支拡張剤が全くとして効きませんでした。
自分は咳喘息になりうると知ってたのでカナダにアストフィリンSを持って行ってたのでこれとアドエアで咳をある程度抑えて寝ることができてました。
ちなみにモンテカルロっていう薬をカナダで病院に行った時に聴いてみると上記2つの薬より、すんなりもらえたりするんですが効果はマチマチって感じでした。でも試してみる価値はあるかもしれません。
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のど飴の力を借りる
カナダで買えるのど飴にCepacolと言うものがあるのですが大きくわけて2つタイプがあって局部麻酔成分の入ったものと日本の物と同じく喉を潤したりスーッとさせたりする
物があります。結論ですが、局部麻酔の入った物はあまり咳喘息の咳止めには効きませんでした。なのでBenzocineと書いてある物はあまりオススメできないです(写真右)。1番咳喘息に効いたと物はこのメンソールタイプのものでした(写真左)。
漢方の力を借りる
上2つと併用可能で咳に効果的な漢方が2つ
- 麻杏甘石湯
- 麦門冬湯
があります。個人的には麦門冬湯がオススメです。実際、自分はカナダにいた際に2つ共持って行ってたのですが麦門冬湯の方が喉を潤して咳を楽にしてくれる感じがありました。それと楽天の海外通販を使えば10日でカナダにいても粉状の漢方を買う事ができますし、最悪急ぎで必要であれば、バンクーバーのチャイナタウンには漢方の専門医がいるらしいです。”漢方 バンクーバー”とかで調べてみてください(笑)
日本の薬局で買える気管支拡張剤
カナダの病院でもらった気管支拡張剤が効かなかったので日本で買って持って行っていた薬を紹介します。この2つ以外にもあるので次咳喘息になったら使ってみようかと思います。
- アストフィリンS
- アスクロン
アスクロンの成分
アストフィリンSの成分
みた感じアスクロンの方が成分量も多いし効きそうなんですが個人的にはアストフィリンの方が寝るために咳を止めるという点では効果的でした。
なぜかと言うとアストフィリンのSに入ってるジフェンヒドラインと言う成分が睡眠誘導に強く作用したからです。なので飲んだ後結構すぐに眠気がやってきて眠ることができます。
おまけですが
結構強めのミンティア、コーヒー、生姜スープ等も咳を止める手段の1つになりうると思います。
まとめ
- 咳喘息経験がある方は専用の薬を買ってから海外へ(漢方、気管支拡張剤)
- 海外で咳喘息のための吸引ステロイドが必要な際には咳喘息である事を強調しないと風邪扱いにされてしまう可能性が高い(日本でも呼吸器科の内科じゃないと咳止めを処方したりします)